櫻田酒造の歴史

大正3年(1914)  輪島税務署より清酒製造免許を所得。酒蔵の建設を開始
大正4年(1915)  清酒を製造  大慶(たいけい)銘で販売開始
昭和初期に家名の櫻田から桜の名をとり初桜(はつざくら)と名称を変更

創業当時は配達は自転車で行っていました。
まだ舗装道路ではなかったためよく割れたそうです。
割れないようにお酒をわらで一本一本くるんでいました。
昔はどこの酒屋も木桶でお酒を造っていました。
だんだん木桶に、お酒がしみて減っていったそうです。
夏になるとカビが生えるので陰干しをしている所です。
ビン洗いは一本一本ブラシで洗いました。
今では機械で洗います。
今もどうしても汚れが落ちないときはブラシで洗います。
櫻田酒造初の自動車です。
トヨタの車です。名前は不明
今は壊れないトヨタ車ですが、昔は良く壊れたそうです。
キャブレターの掃除がたいへんだったそうです。
昭和中期頃です。
この頃は、木桶ではなくホーローのタンクになっています。
パッキン類が無かったので、木の蓋に重りの石を置いています。
このタンクは今も現役として活躍中です。

平成元年に創業時の酒名 大慶を純米酒 大慶として復活